上司と合わない | ヒューマンナビ

人間関係の悩みを解決

職場等における人間関係の悩みを解決し、
より良く生きるためのヒントをアドバイスするのがこの「ヒューマンナビ」です。

上司と合わないとはどのような状態か?

上司と合わないとは、上司と意思疎通が図りにくい、もしくは図りたくもない状態を指します。

会社組織においては上司は選べませんから、上司と合わないという状況には往々にして陥りやすいと言えます。かといって基本的には上司と接さない訳には行かないのですから、この問題を抱えたままではストレスだらけの毎日となります。

早急な解決が必要です。


合わない上司との関係を改善させる方法

上司と合わない理由としては大きく下記の4つが考えれます。

  1. 性格的に合わない。
  2. 生理的に合わない。
  3. ある事をきっかけに歯車が狂い始めた。
  4. そもそも何を考えているか分からない。

それぞれの理由での上司との関係性改善方法を考えてみましょう。

1.性格的に合わない場合

この場合には、逆に性格的・人間的に合う部分、認めることができる部分を書き出して見ましょう。どんな人間にも必ず良い所、自分と合う所というものはあるはずです。この書き出したプラス部分を少しでも増やすか大きくするかして徐々にマイナス部分と相殺させていく必要があります。

貴方はあくまで部下ですから、上司の悪い部分をこちらから指摘して修正するということは実施し難い状況にあると思います。悪い部分がセクハラ等の社会的に見ても確実に悪と判断できることであれば第三者も巻き込んで修正させる方法もあるのですが性格的なことは同じように取り扱うことはできません。

100%すぐに好きになることは無いのですが、1%づつでも良い部分を見て行く積みあげ式で上司に近づく努力をしましょう。

2.生理的に合わない場合

これはちょっと困りものです。生理的に合わないというのは人を嫌う場合に便利な理由であり、感覚を理由としたものですから修正・改善をそもそも放棄しているとも言えます。

しかし、この場合の解決法は簡単です。その方法とは、ズバリ毎日話をすることです。

生理的に受け付けない場合というのは、食わず嫌いであることが殆どです。性格的に

嫌いな訳ではないのですから、話してみると案外良い所もあったという状況に往々にしてなるものです。最初はキツくて仕方ないかもしれませが、騙されたと思って試して下さい。

3.ある事がきっかけで歯車が狂い始めた場合

この場合には、原因ははっきりしている訳ですから、まずはそこに立ち返りましょう。

その事が起きるまでは、貴方は上司とは普通に上手くやっていたはずです。上司の良い所も見えていたはずです。その状態に自分を戻すのです。

前提として、貴方は上司との人間関係を改善したいと思っている訳ですよね?
それであれば、やはりこの考え方にするべきです。

また、きっかけになった出来事は上司にとっても貴方と合わないと感じるきっかけになっているとすればですが、この場合には進んで自分から謝罪しましょう。

繰り返しますが、貴方は上司との人間関係を改善したいと思っている訳ですよね?貴方のスタンスは、正しいことを追求したいのではなく日々の生活を有意義にしたいはずです。

一時的なプライドの誇示が中長期的な人生に損害を与えるきっかけになることを意識するようにしましょう。

4.そもそも何を考えているのか分からない場合

この理由は実は多くの方が抱える上司と合わないと感じる理由です。ただ、気楽に考えて欲しいのは、こうした場合、まず上司は貴方の事は嫌っていません。仮に嫌っているとしたら貴方だけではなく全員を嫌っています。嫌っているというと語弊があるかもしれません。無関心なのです。

貴方は職場が多かれ少なかれ生活の中心であり、そこで生き生きと過ごすことが人生のプラスにもつながると考えているかもしれませんが、上司にとっては職場というのは単なる生活の手段であったり、興味が仕事以外の事にあったりするのです。

こうした上司は往々にして「何を考えているか分からない」と言われる上司になりやすいです。

また、こうした上司の傾向としては、人を心の通った人間ではなく自分の仕事を手伝うための道具として考えていることも多いので、貴方も道具に徹しましょう。上司のことはホストコンピューターだと思いましょう。人の心を持たない人にそれを持たせる作業をすることは部下が上司にすべきようなことではありません。ここは学校でも無い訳ですからね。

ただし、貴方以外の人とは心の通った交流を持つ上司の場合には話が別です。この場合には、上司が貴方を食わず嫌いしている可能性が高いので、まずは貴方を召し上がってもらいましょう。

とにかくお近づきになって会話をしろということなのですが、この場合のポイントとしては、今までとは違う切り口で接するということです。

例えば貴方が相談をしない仕事の話だけをするタイプであれば相談をして下さい。逆に相談ばかりで仕事の進捗の話などをしないタイプであれば相談ではなく行った仕事の今後の方針などの報告の時間をもらいましょう。上司は今までの貴方の切り口が苦手なのです。これを改善すれば良いだけです。



人間関係 悩み別解決法